「デリカD5って気になるけど、正直、東京みたいな都会で乗るのは大変じゃない?」
アウトドアに興味のない人なら、一度はそう思ったことがあるはず。
そう思ってしまう理由はデリカの大きさとアウトドア特化ミニバンという立ち位置。
しかしながら、実は都内でのデリカ悪くありません!
なぜなら、デリカってアウトドア専用でもないし特別大きい車ではないからです。
実際に僕は1年前にデリカに乗り換えて東京都内で使用しています。
キャンプやスノボは行きません。
この記事では、東京都内でデリカD5に乗っている僕が、取り回し・駐車場での使用など、リアルな感想をお伝えします。デリカを都心で乗りたいと考えている方は参考にしてください。
デリカD5のボディサイズをおさらい

デリカD5のボディサイズ
- 全長:約4,800mm
- 全幅:約1,800mm
- 全高:約1,850mm前後
一般的なコンパクトカーと比べると、ひとまわり以上大きいサイズ感。
例えば
トヨタのシエンタは全長:4,260mm × 全幅:1,695mm × 全高:1,700mm
比べてしまうとデリカは「東京で使うのキツそう…」と感じるのも無理はありません。
他のミニバンと比べると、どのくらいの大きさ?
ミニバンと一口に言っても、サイズはクラスによってかなり幅があります。
ヴォクシーやノアといった5ナンバークラスは
全長4.7〜4.8m・全幅1.7m前後が中心。
アルファードやヴェルファイアのようなラージクラスになると
全長5m弱・全幅1.85mというサイズになります。
デリカD5(全長約4,800mm×全幅約1,795mm×全高約1,850mm)を並べてみると、ちょうどこの中間くらいのポジション。
5ナンバーミニバンよりは大きいけれど、アルファードクラスのような圧倒的な巨体でもない。
キャンプなどアウトドアでの使用するイメージや見た目のゴツさで大きく見えてしまいますが、じつは一般的なサイズのミニバンです。
都内を理由にデリカをあきらめてしまうのはもったいないと思います!
実際に都内を走ってみて乾燥

街中の走行はそこまでストレスにならない
都内を走行していて、デリカだから困ったという場面は、まだありません。
見た目のインパクトとは裏腹に、実際に走らせてみると視界が高く、車両感覚はつかみやすい。
旋回能力は5.6mとまあまあ。特に不便さを感じたことはありません。
ただ車体が重いため、早めのブレーキは心がけた方がいいです。
坂道の走破力は👍
東京は平坦なイメージがあるかもしれませんが、実際は坂の多い街です。
特に都心部は、住宅街の細い坂道、そして立体・地下駐車場のスロープなど、坂道に乗る機会が想像以上に多くあります。
デリカD5に乗って感じたのは、この坂道性能の高さ。
アウトドアで人気なのもわかります。
4WDシステムがしっかり効いている
デリカD5の4WDには「4WDオート」「4WDロック」「2WD」の3モードがあり、登坂路など滑りやすい状況では「4WDロック」に切り替えることで、後輪への駆動力配分を高めた力強い走りが可能になります。街乗りでは意識することは少ないですが、いざという時の安心材料です。
立体・地下駐車場の急なスロープでも扱いやすい
都内は土地の関係で、立体駐車場や地下駐車場が多く、出入り口のスロープが急角度になっている施設も珍しくありません。デリカD5には「ヒルディセントコントロール(HDC)」という機能があり、急な下り坂でブレーキを制御して速度を一定に保ってくれるため、地下駐車場の急勾配を下るときもブレーキ操作に神経を使わずに済みます。
また、坂道発進時に車両のずり下がりを抑える「ヒルスタートアシスト(HSA)」も搭載されているので、立体駐車場の出口で後続車が詰まっている状況でも、慌てずに発進できるのは地味に助かるポイントです。
注意したいのは冬タイヤ
4WDによる安心感は大きいものの、雪が降った際は標準タイヤだと心もとないので、スタッドレスタイヤへの交換も検討しておくと安心です。
駐車場に入れるのか

立体駐車場は「高さ制限」に要注意
東京都内、特に都心部のマンションやコインパーキングでは、車高1,850mm前後というサイズがネックになることがあります。契約前・利用前に、必ず高さ制限を確認するのが鉄則です。
具体的には、駐車場のタイプによって制限がかなり違います。
- 機械式立体駐車場(タワーパーキングなど):高さ制限は1.55m前後が一般的。デリカD5(全高約1.85m)はほぼ入庫できません。
- 古い自走式立体駐車場:1.79m以下の制限があることも多く、ノア/ヴォクシークラスですらギリギリ。デリカD5だとさらに厳しい可能性大。
- 新しめの自走式立体駐車場:2.0〜2.5mまで対応しているところもあり、この場合は問題なく駐車できます。
つまり「立体駐車場=NG」ではなく、「機械式はほぼ不可、自走式は施設次第」というのが正確なところです。契約前に必ず高さ表示を確認しましょう。
平面駐車場なら意外と問題なし
一方、平面の駐車場であれば、全幅1,800mmクラスの車は珍しくないため、区画さえ標準サイズなら困ることはほとんどありません。バックカメラやセンサーがあれば、駐車自体の難易度もそこまで高くない印象です。
都内でのチョイ乗りのデメリット

短距離走行が向かない(DPF問題)
デリカD5には、地味だけど見逃せない弱点があります。それが「短距離走行(チョイ乗り)に弱い」という点です。
デリカD5の新車は現在ディーゼル車のみの販売となっています。ディーゼルエンジンは、水温・油温がしっかり上がった状態で走ることを前提に設計されているため、近所のスーパーへの買い物や保育園の送迎といった短距離走行ばかりだと、エンジンにとって好ましくない状態になります。
具体的には、**DPF(排気ガス浄化フィルター)**という装置に関わる問題です。DPFの再生には、エンジンが暖機してから15〜20分、走行距離にして10〜20km程度が必要とされています。これが不完全なまま短距離走行を繰り返すと、警告灯が点灯し、強制的な再生作業が必要になることもあります。
都内の使い方だと、確かに要注意
- 近所のスーパーへの買い物
- 保育園の送迎
- 週末だけの短距離利用
こういった使い方が中心になる場合、DPFの再生条件を満たしにくく、注意が必要なのは事実です。
警告灯が点いても、慌てる必要はない
「警告灯が点いた=即故障」というわけではありません。多くの場合、高速道路などをまとまった距離走行すれば、警告灯は自然に消えて通常通り使用できます。実際、短距離走行が続いて警告灯が点いた経験がある人でも、休日にドライブを兼ねて長距離を走ればリセットされるケースがほとんどです。
ただし、警告灯が「点滅」から「点灯」に進んでしまうまで放置するのはNG。そうなると自力での対処が難しくなり、ディーラーでの作業が必要になることもあります。「点いたら早めに長距離を走る」を心がけていれば、過度に心配する必要はありません。
まとめ:東京でデリカD5に乗るなら意識したいこと
デリカはアウトドア専用のミニバンではなく、都心での街乗りにもおすすめできる車です。
一方で、駐車場の高さ制限やディーゼル特有のチョイ乗り問題など、事前に知っておくべき注意点も確かに存在します。
購入を検討の際は以下を確認しておきましょう
- 自宅の駐車場の「高さ・幅」を事前にしっかり確認する
- よく行く立体駐車場・コインパーキングの対応車高をチェックしておく
- バックカメラ・マルチアラウンドモニターを確認する(2023年11月以降のモデルなら全グレード標準)
- 4WDのおかげで坂道の多いエリアでも安心感がある。ただし冬場はスタッドレスタイヤへの交換を検討
- 近距離移動が中心の人は、たまにでいいので意識的に高速・幹線道路を走る
ここまで読んでいただきありがとうございました。
デリカの都内での使用感について伝わったでしょうか?
是非他の記事も読んでいってくださいね。



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