デリカD:5には、長い歴史の中で何度も改良(マイナーチェンジ)が行われています。
「中古のデリカD:5が欲しいけど、年式によって何が違うの?」
「見た目以外だと、どこが違うの?」
「できるだけ安く買いたいけど、古いデリカでも大丈夫?」
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
僕自身もデリカD:5の中古車を購入し、実際に乗っています。
しかし購入するときは周りに三菱ユーザーがいないため話を聞くこともできず、
自力で調べまくって悩んだのを思い出します。
そこでこの記事では、デリカD:5を大きく3つに分けて、
- 前期:2018年以前
- 中期:2019~2025年
- 後期:2026年以降
として、それぞれの違いを比較していきます。
先に結論を言うと、
「価格を抑えたいなら前期」
「価格と性能のバランスなら中期」
「最新の安全装備や走行性能を重視するなら後期」
という選び方がおすすめです。
ただし、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事ではデリカの年式による違いを解説。
最後まで読んでいただければ、自分にぴったりなデリカが分かります。
デリカの中古車を探している人は、年式による違いを知るだけで、デリカ選びがしやすくなりますよ!
デリカD:5の前期・中期・後期とは?
まず、この記事で使用する「前期・中期・後期」の区分を整理しておきます。
| 区分 | 年式 | 特徴 |
| 前期 | ~2018年 | 従来型のデリカD:5 |
| 中期 | 2019~2025年 | 2019年のビッグマイナーチェンジ後 |
| 後期 | 2026年~ | 2026年1月発売の大幅改良モデル |
※この記事では、デリカD:5の違いを分かりやすく比較するため、2018年以前を「前期」、2019~2025年を「中期」、2026年以降を「後期」と呼びます。これらは三菱自動車が公式に定めている名称ではありません。
デリカD:5は2007年に登場して以来、基本的なボディを長く使いながら改良を重ねてきました。
その中でも特に大きな変化があったのが、2019年と2026年です。
2019年にはビッグマイナーチェンジが行われ、外観だけでなく、ディーゼルエンジンや8速AT、安全装備などが大きく進化しました。
2026年には、S-AWCや4つのドライブモード、8インチカラー液晶メーターなどが採用され、さらに進化しています。
前期・中期・後期の違いを一覧で比較
まずは3種類の違いをざっくり比較してみましょう。
| 項目 | 前期 ~2018年 | 中期 2019~2025年 | 後期 2026年~ |
| デザイン | 従来型 | 大幅変更 | さらに変更 |
| ディーゼル | 2.2L | 2.2L | 2.2L |
| AT | 6速AT | 8速AT | 8速AT |
| 最大トルク | 360N・m | 380N・m | 380N・m |
| 安全装備 | 必要十分 | 大幅強化 | さらに強化 |
| e-Assist | △ | ○ | ◎ |
| S-AWC | なし | なし | あり |
| ドライブモード | なし | なし | 4モード |
| パーキングセンサー | グレード等による | グレード等による | 全車標準 |
| メーター | 従来型 | 従来型 | 8インチカラー液晶 |
| 中古車価格 | 安め | 中程度 | ほぼ新車価格 |
| おすすめ | 価格重視 | コスパ重視 | 最新性能重視 |
※装備は年式・グレード・メーカーオプションなどによって異なります。
特に大きな違いは、
前期→中期で「快適性・安全性・走り」が大きく進化
中期→後期で「走破性・運転支援・先進装備」がさらに進化
また外観もそれぞれ進化しています。
デリカD:5前期型の特徴

前期型は「昔ながらのデリカD:5」
2018年以前の前期型は、現在のデリカD:5とはフロントマスクが大きく違います。
特に特徴的なのが、現在の縦型グリルではなく、横方向を基調としたフロントデザイン。
「デリカといえば、この顔!」
前期型の外観には、少しレトロな独特の魅力があります。
そして何より大きなメリットが、中古車価格の安さです。
現在では中期・後期が登場しているため、前期型は中古車として比較的購入しやすい価格帯になっています。
前期型のディーゼルは2.2L+6速AT
前期型のディーゼル車は2.2Lクリーンディーゼルターボを搭載し、6速スポーツモードATを組み合わせています。
2019年のビッグマイナーチェンジでは、同じ2.2Lディーゼルを改良し、最大トルクを380N・mへ向上。さらに8速スポーツモードATが採用されました。
前期=2.2Lディーゼル+6速AT
中期=2.2Lディーゼル+8速AT
という違いがあります。
前期型の安全装備や運転支援機能には注意
前期型にも安全装備はありますが、2019年以降のモデルと比べると運転支援機能に差があります。
中期・後期(2019年以降のモデル)には、FCM・LDW・ACC・AHBなどのe-Assist(三菱自動車の先進運転支援システム)が搭載されています。
FCM:前方の車両や歩行者などを検知し、衝突の回避・被害軽減をサポート
LDW:車線から逸脱しそうなときに警報で注意を促す
ACC:先行車との車間距離を保ちながら、加減速をサポート
AHB:対向車や先行車などを検知して、ハイビームとロービームを自動切り替え
このあたりの安全や運転支援に関する機能は、前期型には無いので注意しましょう。
僕が乗っているのは前期型
ちなみに僕自身が乗っているデリカは、この前期型です。
乗っていて感じたことは後述しています!
デリカD:5中期型の特徴

2019年のビッグマイナーチェンジで大きく進化
2019年2月、デリカD:5はビッグマイナーチェンジを受けました。
この変更が非常に大きいです。
とくに外観が大きく変わったため見落とされがちですが、
実際には、エンジンやAT、安全装備などにも大きな変更が加えられています。
外観が大きく変わった
中期型ではフロントマスクが大幅に変更されました。
グリルやライトは鋭さを感じるでサインになっており、ワイルドでエッジのきいた見た目になっています。
大きく変わったフロントに比べて、リアの外観はほぼ変わっていないのもポイント。
前期型と同様に、DELICAの文字が光ります。
前期型と中期型を並べると、「同じデリカD:5なの?」と思うくらい印象が違います。
外観も重要視したい方は注意して見比べましょう。
2.2Lディーゼル+8速ATへ
中期型の大きなポイントが、8速スポーツモードATの採用です。
エンジンは2.2Lディーゼルのままですが、改良によって最大トルクは380N・mに。
さらに6速から8速へ多段化されています。
これによって、「発進・登坂・高速道路・追い越し」などで力強く、滑らかな走りを実現しています。
安全装備も充実
中期型では、三菱自動車の先進運転支援システム「e-Assist」が大きく強化されました。
代表的な機能は以下のとおりです。
- FCM(衝突被害軽減ブレーキ):前方の車両や歩行者などを検知し、警報や自動ブレーキで衝突の回避・被害軽減をサポートします。
- LDW(車線逸脱警報):走行中に車線からはみ出しそうになると、警報でドライバーに注意を促します。
- ACC(レーダークルーズコントロール):先行車との車間距離を保ちながら、自動で加減速して追従走行をサポートします。
- AHB(オートマチックハイビーム):対向車や先行車などを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
- BSW(後側方車両検知警報システム):斜め後ろの死角にいる車両を検知し、車線変更時などに注意を促します。
- RCTA(後退時車両検知警報システム):駐車場などでバックするとき、後方から接近する車両を検知して注意を促します。
装備内容は年式やグレードによって異なりますが、前期型と比べると、安全性能だけでなく運転負担も大きく軽減されています。
ファミリーカーとして考えると、FCM・ACC・BSW・RCTAあたりは、中期型の大きな魅力と言えるでしょう。
個人的にACCは高速道路で疲れにくくなるためおすすめ。
装備内容は年式やグレードによって異なりますが、前期型と比較すると安全・運転支援面で大きな進化です。
デリカD:5後期型の特徴

2026年にさらに大幅改良
2026年1月9日、デリカD:5は大幅改良モデルが発売されました。
「歴代最強デリカ」というCMを見た方もいるんじゃないでしょうか。
走行性能、安全性能、内外装などが更に進化しています。
中古車も出ていますが、新車とほぼ変わらない値段となっています。
外観もさらにワイルドに
後期型では、
- フロントグリル
- フロントバンパー
- リヤバンパー
- ホイールアーチモール
- 18インチアルミホイール
などが変更されています。
中期型と比べて、鋭さを感じるデザインが減り、SUV・オフロードテイストが強くなりました。
また中期型では変わらなかったリアのデザインにも変更が入っています。
S-AWCを採用
後期型の大きな変更点が、四輪制御技術「S-AWC」です。
NORMAL・ECO・GRAVEL・SNOW
という4つのドライブモードが設定されています。
これにより、路面状況に応じて4輪の駆動力や制動力を制御し、走行安定性や走破性を高めています。
デリカD:5といえば4WDですが、後期型ではその4WD性能がさらに進化したと考えていいでしょう。
安全装備も進化
そうですね!ここは**「中期からある装備」と「後期で追加・強化された装備」**を分けると、一気に分かりやすくなります 👍
後期型の章は、こんな書き方がおすすめです。
安全装備もさらに進化
後期型では、中期型から搭載されていたe-Assistがさらに進化し、安全・運転支援装備も充実しています。
まず、中期型から引き続き搭載されている代表的な機能はこちらです。
- FCM(衝突被害軽減ブレーキ):前方の車両や歩行者などを検知し、警報や自動ブレーキで衝突の回避・被害軽減をサポートします。
- LDW(車線逸脱警報):走行中に車線からはみ出しそうになると、警報でドライバーに注意を促します。
- ACC(レーダークルーズコントロール):先行車との車間距離を保ちながら、自動で加減速して追従走行をサポートします。
- AHB(オートマチックハイビーム):対向車や先行車などを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
- BSW(後側方車両検知警報システム):斜め後ろの死角にいる車両を検知し、車線変更時などに注意を促します。
- RCTA(後退時車両検知警報システム):バックするときに後方から接近する車両を検知し、注意を促します。
そして、後期型で追加・強化されたポイントがこちらです。
- FCTA(前側方車両検知警報システム):見通しの悪い交差点などで、左右から接近する車両を検知して注意を促します。
- 前進・後退時の誤発進抑制機能:障害物などを検知している状態でアクセルを踏み込んだ際に、急発進を抑制します。
- 先行車発進通知:信号待ちなどで前の車が発進したことを知らせ、発進し忘れを防ぎます。
- パーキングセンサー:車両の前後にあるソナーで障害物との距離を検知し、駐車時の安全確認をサポートします。
- 高解像度マルチアラウンドモニター:車両を上空から見たような映像で、駐車時の周囲の状況を確認しやすくします。中期型から搭載されていましたが、後期型ではさらに高画質化。
ざっくり説明すると
中期型
→ FCM・LDW・ACC・AHBなどの基本的な先進運転支援を搭載
後期型
→ それらを継承しつつ、前側方の検知・誤発進抑制・駐車支援などを追加
最新タイプの後期型はやっぱり機能が強いですね。
前期・中期・後期、結局どれがおすすめ?
ここまでの違いを踏まえて、僕なりに整理するとこうなります。
| こんな人 | おすすめ |
| とにかく安くデリカに乗りたい | 前期 |
| デリカらしい旧型デザインが好き | 前期 |
| 中古車としてコスパを重視したい | 中期 |
| 安全装備もしっかり欲しい | 中期 |
| 8速ATが欲しい | 中期 |
| 最新の安全装備が欲しい | 後期 |
| 4WD性能を重視したい | 後期 |
| S-AWCが欲しい | 後期 |
| 最新の内装・メーターが欲しい | 後期 |
| 新車で長く乗りたい | 後期 |
僕が中古車で選ぶなら「中期」が本命
個人的に中古車で一番バランスが良いと思うのは、2019~2025年の中期型です。
理由はシンプル。
バランスがいいから。
前期より大幅に進化しているのに、後期ほど価格が高くない。
2019年のビッグマイナーチェンジによって、8速ATや改良されたディーゼル、安全装備などが手に入ります。
「デリカD:5らしさ」も十分に残しながら、現代のファミリーカーとしても使いやすい。
中古車として考えるなら、かなり魅力的なポジションです。
僕が乗っているのは前期型
僕自身が乗っているのは、2018年以前の前期型デリカD:5です。
実際に家族で使ってみると、古いモデルだからといって「使いにくい」「古すぎる」と感じることはありません。
ベビーカーも積みやすく、チャイルドシートを装着して家族で出かけても十分な広さがあります。
特に子どもがいる家庭では、電動スライドドアやシートアレンジ、後部座席のエアコンなどがかなり便利です。
子どもを抱っこしながらドアを開けたり、荷物が多い状態で乗り降りしたりする場面では、「やっぱりミニバンは便利だな」と感じます。
一方で、前期型に実際に乗っていて、気になるところもあります。
- 安全装備は少ない
- クルーズコントロールはあるが自動は無し
- 6速ATなので、最新のモデルと比べると走りは滑らかさに欠ける
と感じることがあります。
特に中期型以降に搭載されるACCやFCMなどの運転支援を知ってしまうと、「ここは新しいデリカが羨ましいな」と思うこともあります。
それでも、前期型には今でも十分な魅力があります。
視点が高く運転しやすい、広い室内、スライドドア、4WD、そしてデリカD:5ならではの高い走破性。
こうした基本的な部分は、最新の後期型と大きく変わりません。
「最新の安全装備が絶対に必要」という人には中期型・後期型がおすすめですが、価格を抑えながらデリカD:5らしさを楽しみたいなら、前期型も十分選択肢になる。
これが、前期型に実際に乗っている僕の率直な感想です。🚐
デリカD:5の前期・中期・後期を選ぶポイント

前期がおすすめな人
「できるだけ安くデリカD:5に乗りたい!」
「旧型のデザインが好き!」
という人。
中古車価格を抑えやすいのが最大のメリットです。
ただし、年式が古くなるため、走行距離や整備履歴、消耗品の状態はしっかり確認しましょう。
中期がおすすめな人
「価格と性能のバランスを取りたい!」
「安全装備や8速ATも欲しい!」
という人。
個人的には、中古デリカD:5を探している人に一番おすすめしやすいのが中期型です。
後期がおすすめな人
「最新のデリカD:5が欲しい!」
「安全装備を充実させたい!」
「S-AWCや4つのドライブモードを使いたい!」
という人。
特に走行性能や先進装備を重視するなら、後期型が魅力的です。
ただし後期型は出たばかり。
中古もほぼ新車のような価格です。
まとめ|デリカD:5は前期・中期・後期でかなり違う!
デリカD:5は同じ車名でも、前期・中期・後期でかなり進化しています。
前期:安め、昔ながらのデリカ
中期:性能・安全性・価格のバランスが良い
後期:最新装備と走破性を備えた進化型デリカ
僕自身は前期型に乗っていますが、実際に家族で使っていて「前期だから困る」という場面ばかりではありません。
一方で、中期型の8速ATや安全装備を見ると、「中古で今から買うなら中期もかなり魅力的だな」とも感じます。
2026年に登場した後期型は、S-AWCや最新の運転支援装備などによって、デリカD:5の魅力をさらに高めています。
「どのデリカが一番いい?」ではなく、
「自分の予算と使い方なら、どのデリカが合っている?」
と考えるのが大切。
価格と機能と見た目、どの年式のデリカがいいのかをよく考えて
自分にピッタリなデリカを選びましょう!
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